沈没した海自掃海艇「うくしま」、現場付近の海域で人骨を発見…不明の30歳代乗組員か
福岡県宗像市・大島沖を航行中の海上自衛隊の掃海艇「うくしま」が火災で沈没した事故で、福岡海上保安部は26日、現場付近の海域で人骨が見つかったと発表した。同保安部は、行方不明になっている乗組員の男性隊員(30歳代)の可能性もあるとみて、身元の確認を急いでいる。
同保安部によると、25日午後2時半頃、海自佐世保地方総監部から「遺留物を捜索中のダイバーが人骨のようなものを発見した」と連絡があった。同保安部が医師の立ち会いのもとで検視を行ったところ、人骨と確認されたという。