【富士山女子駅伝の展望】「名城vs.立命館」が中心か、大東文化には爆発力 不破聖衣来の走りも注目
だが、その後は疲労蓄積と度重なる故障で調子が上がらないスランプに陥った。徐々にレースに出場できるようにはなり、今年の『全日本』で自身2年ぶりの駅伝を走ったが、1年時と同じエース区間が集う5区で区間7位で、順位も4位から5位に落として襷を渡し、チームは最終的に7位フィニッシュとなった。それでも沿道からの「フワちゃん!」の声援は依然として大きく、そして温かい。学生最後の駅伝に自らも「4年間の集大成」と語る『富士山』で、どのような走りを見せてくれるのか、多くのファンが注目している。 今年の『富士山女子駅伝』は12月30日に開催される。近年は名城大の連覇が続いて“絶対女王”の座を譲らなかったが、今年はすでにその牙城が崩れた状態で号砲を迎える。リベンジか、2冠達成か、3強による大混戦か、それともサプライズか。これまで以上に予想が難しいが、それだけ様々な展開が予想できる楽しみなレースになる。
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