ブリヂストン「B3MAX D ドライバー」を試打! ヒールヒットしてもつかまるヘッド!?【ガチ試打計測・動画あり】
この結果を見て、癸生川、小島の二人が弾道を検証した。 癸生川 もの凄いトウの部分に当たって右に飛び出して、それから左に戻ってくる、典型的なドロー打ちの球かなと思う。 小島 このスピード帯(39.4m/s)で打ってトウヒットした時でも、つかまる気がしますか。 癸生川 凄いする。球が逃げる感じがない。あ、やっちゃったっていう感じもあまり無い。 小島 フェース面の「SLIPRESS BITE MILLING(スリップレス バイト ミーリング)」の効果が大きいと思います。バイトは噛みつくっていう意味なんですけど、フェース面のミーリング(細かな切削)によって、球がつかまるという要素はかなりあると思いますね。 試打データを見て小島が『B3MAX D』のつかまりの実力を分析する。 「着弾地点は5.5ヤード右ですからそんなに目標から逸れていない。27ミリトウで当たっているので、かなりのミスヒットなんですが、それでもキャリーでフェアウェイの真ん中近辺に居るという優秀さはあると思いますね。もちろん、トウヒットによるギア効果もありますけど、でも、これだけ先で当たっているのに、球はそれほど曲がっていないというのを見ても、つかまりは良いですよね」 次に、普通は球がつかまらないヒールヒットで、『つかまりの良さ』を検証する。
39m/sでヒールヒットしたときの弾道をチェック
弾道は8.8度左に飛び出してから、その後2.2度というわずかな右へ傾く球筋で飛びながらも、最終的にターゲットの26ヤード左に着弾する、戻り切らないフェードになった。 試打データ トラックマン4のデータ クラブスピード⚫︎39.0m/s ボール初速⚫︎55.2m/s 打ち出し角⚫︎12.3度 スピン量⚫︎3417rpm 降下角⚫︎33.7度 キャリー⚫︎188.3Y 飛距離⚫︎213.3Y 打ち出し方向⚫︎8.8度左 スピンアクシス⚫︎2.2度右 SIDE⚫︎26.0Y左 GCクワッドのデータ Hインパクト⚫︎25ミリヒール Vインパクト⚫︎2ミリ低
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