【衆議院選挙】区割り変更に困惑の声も 「1票の格差」是正で変更後初の選挙 島根1区と2区の有権者は
山陰中央テレビ
27日に投開票を迎える衆議院選挙、島根県の1区と2区では公職選挙法の改定により新たな区割りが適用されています。変更となる地域の有権者からは困惑の声もあがっています。 区割りの変更は、1票の格差を是正するため、全国140の選挙区で行われ、この衆議院選挙から適用されます。 島根県では、旧町村単位で1区と2区に分かれていた雲南市が、全て島根1区に。また、雲南市に隣接する飯南町も1区に編入されました。 一方、出雲市は旧平田市を含めて全域が島根2区になりました。島根1区は3市6町村で、有権者数は25万2905人。 島根2区は、6市6町で、有権者数は28万9439人です。 (10月14日時点) 今回、1区から2区に編入された旧平田市。有権者からは区割り変更に困惑の声も聞かれました。 有権者: (変更を)知りませんでした。ポスターが貼ってあって初めてそうなのかなって。 有権者: 困惑しています。(候補者に)あんまり面識がないからわからない。 有権者: この前(4月の補欠選挙)とは違う。やっぱりここはもともと2区の場所だと思う。 一方で、市内全域が2区に統一されたことで「分かりやすくなった」と歓迎する意見もありました。 有権者: 出雲市が一緒になったからいいと思う。分かりやすいんじゃないですか。 区割りが変わる3つの自治体の選挙管理委員会は、ホームページや新聞折り込みで変更後の区割りを周知しています。
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