圏外でも救助要請できる! ガーミンの双方向衛星通信コミュニケーター「inReach」が山岳レジャーの救世主になる
登山やトレッキングといった、山をフィールドとするアクティビティでは、いざという時の緊急連絡手段の確保が、安全面で重要となってきます。 【写真】地球上のどんな場所でも通信できるinReachの優れた機能を見る(全10枚) 最近は山岳地域にも、携帯電話の電波が届くエリアが広がっていますが、未だに届かないところも随所に。また天候の急変や不慮の事故で、山中にとどまることになると、携帯電話では充電切れはもちろん、濡れや破損による故障の心配もあります。 なので携帯電話とは別途、通信機能が優れたデバイスを所持しておけば、山中で何かあった際の備えは万全です。 「inReach(インリーチ)」は、スマートウォッチやナビゲーションシステムを扱う、アメリカのアウトドア機器メーカーのガーミンによる、双方向衛星通信コミュニケーター。衛星通信を利用して、位置情報の共有や24時間対応のSOS発信が可能なデバイスで、常につながる信頼性に基づいて、山のアクティビティをサポートします。
位置情報をリアルタイムで共有して家族も仲間も安心
「inReach」は、約70機の衛星によるイリジウム衛星ネットワークを使用した、ガーミンの衛星通信機器の総称です。通信網は地球全体を100%カバーしており、携帯電話の電波が届かない場所でも通信が可能。そのため登山家をはじめ山林や海洋で働く人、人跡未踏の地で学術調査を行う専門家など、辺境で活動するプロフェッショナルからの信頼を得ています。 「inReach」を活用すれば、登山している際の様々な情報を、リアルタイムで発信・共有ができます。 MapShare機能を利用すると、自宅にいる家族やベースキャンプの仲間に、位置情報を10分間隔で配信。情報を共有できるので便利です。 GPSを搭載したモデルのデバイスなら、ルートのナビゲーションはもちろん、道に迷ってしまった時のリカバリにも実力を発揮。たどってきた軌跡を引き返すように誘導し、行程を識別できる地点やスタート地点まで導いてくれる、トラックバック機能を備えています。 さらに万が一の場合は、ガーミン応答センターが、24 時間365日SOSに対応。どんな場所にいても、デバイスからの発信を受けて、救助要請に対応してくれます。