競泳・平井瑞希は決勝で1レーンに 萩野公介「バタフライは端が結構いい」とチャンスの理由【パリ五輪】
◇パリオリンピック 2024 競泳 女子100mバタフライ 準決勝(大会2日目=日本時間28日、ラデファンス・アリーナ) 【画像】全体2位で予選通過したオリンピック初出場の平井瑞希選手 今大会がオリンピック初出場となる平井瑞希選手が、競泳の女子100mバタフライの準決勝に出場しました。上位8選手が決勝へ進出できる中、平井選手は56秒80の「全体7位」で、決勝進出を決めています。 レースを見た、リオ五輪金メダリストの萩野公介さんは「隣でオリンピックレコードが出るような高いレベルのレースも初めてだったでしょうし、あすに向けて“練習”になるようなすごくいいレースだったなと思います!」とコメント。 というのも、準決勝で平井選手の隣のレーンを泳いでいたグレッチェン・ウォルシュ選手(アメリカ)が、オリンピック記録となる55秒38という記録をたたき出していました。 平井選手は決勝で、プールの端となる1レーンで泳ぐことが決まっています。一般的にはプールの中央のレーンの方が有利とされていますが、萩野さんは「バタフライは端が結構いいんですよ」と強調。 「相手選手たちは平井選手のことが見えない。全体のレベルがすごく高いわけではないので、平井選手は自分のレースができれば、自己ベストを出せれば、メダルの可能性も大いにあると思います!本多灯選手、東京五輪のとき端っこで銀メダル取ってます!そういうのもあるのでぜひ頑張ってほしい」と期待を寄せました。 初めてのオリンピック決勝。平井選手の泳ぎに注目が集まります。 女子100mバタフライ決勝は大会3日目、日本時間29日午前3時40分から始まります。