レバノン南部空爆で2人死亡 イスラエル軍、停戦は維持
【ベイルート共同】レバノンの国営通信は11月30日、同国南部の国境近くの村で、イスラエル軍の無人機攻撃があり、2人が死亡したと報じた。他に2人が負傷したとしているが、詳しい状況は不明。親イラン民兵組織ヒズボラとの停戦は維持されているが、イスラエル軍は「停戦合意違反」を主張し、空爆を連日実施している。 ヒズボラは30日、レバノンの首都ベイルート南部で、9月に空爆で殺害された前指導者ナスララ師の追悼イベントを開催した。会場となったのは殺害場所で、ナスララ師のポスターが掲げられ、多数の支持者が訪れた。空爆には地下施設に直接攻撃できる特殊な爆弾が使われたとみられ、巨大な陥没ができていた。