クレー射撃協会、理事9人解任 臨時総会で決定
不適切経理などの問題が浮上している日本クレー射撃協会は2日、都内で臨時総会を開き、理事20人のうち9人の解任が決まった。各都道府県の代表者(正会員)から全理事の解任請求が出されており、正会員の投票により決定。理事会の定足数14人を下回ったため、後日開く「継続会」で3人の新理事を選ぶ。 解任の9人はいずれも、1月17日の理事会で不老安正会長の解任動議に賛同。この日の臨時総会には正会員22人が出席し、委任状を含めた全47人の過半数が9人を不信任とした。不老会長、橋本聖子副会長らは留任。同会長は「正常な理事会構成の中で、選手のための組織になるよう努力しなければいけない」と話した。