【チャンピオンズC・厩舎直送】ただ一頭の3歳馬サンライズジパング「左回りはコーナリングがスムーズ」
[GⅠチャンピオンズカップ=2024年12月1日(日曜)3歳上、中京競馬場・ダート1800メートル] ダートを主戦場に定めた今秋から、サンライズジパング(牡3・音無)はJpnⅡ不来方賞1着、JpnⅠジャパンダートクラシック3着、GⅢみやこS1着と好勝負を展開。今回はただ一頭の3歳馬だが、目下の充実ぶりは疑いようがない。 平井助手は「秋になって筋肉量が増えました。体は前回よりも少し増えているかなと思いますが、仮に体重が増えていても、筋肉がついたと思ってもらえれば」と説明する。25日朝の気配も文句なし。肌つやが良く、落ち着きも十分だ。「ここまで、いい状態できていますよ。しっかりと体を動かすことをテーマに調整を行っています」とうなずいた。 昨年11月のカトレアS15着を除けば、ダート戦で崩れたことはない。ワンターンのマイル戦だったカトレアSは度外視していい成績だ。「左回りはコーナーリングがスムーズ」と同助手は証言。勝負どころの反応が鈍くても、最後までバテずに伸びてくるのが持ち味だ。 2走前は〝世界の〟フォーエバーヤングを相手に力走しており、ハイレベルなダート3歳世代の一角を担う存在。前走以上に順調な調整過程を歩んでいるとなれば、チャンピオン決定戦でも目が離せない。
東スポ競馬編集部