まるで格闘ゲーム!「カポエイラ」キックでダウン、元UFCファイターのテクニックが話題に=Karate Combat
昨年12月19日(現地時間)、アメリカ・フロリダ州オーランドで開催されたプロ格闘技イベント『Karate Combat 51』(カラテコンバット)において、カーマ・ワージー(米国)から勝利した元UFC戦士ラファエル・アウベス(ブラジル)のアクロバティックなカポエイラキックの映像がネットで拡散され、「まるで格闘ゲームだ!」と話題になっている。 【フォト&動画】まるで格闘ゲーム!カポエイラキックでダウンの瞬間 カラテコンバットのプロ空手ルールはオープンフィンガーグローブをつけ、打撃、投げ、寝ている相手への打撃攻撃が認められた(絞め・関節技禁止)立ち技中心のルールだ。2018年から開催され、元パンクラス&UFC王者のバス・ルッテンがアンバサダーを務めている。 投げやパウンド攻撃もあるためかMMAファイターも参加することが多く、今大会に出場した元UFC戦士のラファエル・アウベスも、その一人だ。アウベスは今年6月の『Karate Combat 47』にも出場し、飛び二段蹴りで一撃KO勝利している。今回も注目度が高く、再びアクロバティックな蹴り技を披露した。 試合が始まるとアウベスは、左右に構えを変えながらステップを踏み、左手を床について側転のように回転。そのまま右足を頭部へヒットさせるカポエイラキックで、ダウンを奪った。すぐにパウンド攻撃を繰り出すも、ブレイクで逃げられてしまったが、会場は大いに盛り上がった。 試合は判定でアウベス勝利となり、このカポエイラキックでダウンを奪った映像がネットで拡散され、「まるで格闘ゲームだ!」や「芸術的なカポエイラキック!」、そして「鉄拳(格闘技ゲーム)だ!」といったユーザーからの驚きの声が次々と寄せられた。 カラテコンバットは、元UFCファイターが集まってきていることもあり、世界的に注目を集めるイベントに成長している。今後もアウベスのような人気選手が、続々と生まれそうだ!