「エッチしたい」懇願する妻を拒絶する夫の非情。セックスレス5年目のあまりにも重たすぎる真実
日本はセックスレス大国だ。婚姻関係にありながら性交渉が1ヶ月以上ない人の割合が大きい。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「日本家族計画協会の発表によると婚姻関係にありながら1ヶ月以上性交渉がない人の割合は、48.3%。半数に近いということになります。歯止めがかからない状態だと同協会は考察しています。産後レス、レス妻、レス夫…まつわる言葉も増えているように感じます」。 SNSなどではその悩みをこぼすアカウントも少なくない。 「日本ではセックスや性について公に話をするのは恥ずかしいこととされています。ゆえに相談できる環境がない。これはパートナー同士であってもです。きっかけはささいなことでも一度レスになるとそれを戻すのはなかなか難しいもの。その上、話し合いができないとなるともう打つ手がありません」。 今回話を聞いたのは、結婚15年。レスが5年目を迎えるある女性だ。 --------------------------------------------------------
橋本理恵さん(仮名・45歳)は、結婚今年で15年。13歳の娘を育てている。夫とは仕事関係で出会い、1年交際の後に結婚をした。夫婦仲はいい方だったと振り返る。 「文字通りラブラブでした。結婚当初は若かったですしね。週の回数もかなり多い方でした。子供を産んでからも変わらずで、周りの友人たちからはすごいとか言われていたんです」。 ところが5年前を機に状況は一変する。 「5年間一度もヤっていないどころか、触れてもいません。正確にいうと触れさせてくれないって感じかな」。 理恵さんにはセックスをしたいという気持ちがある。しかし、夫からはその気持ちを蔑ろにされているように感じるそう。 「実はこれまでもレス解消のためにいろんなことを試しました。でもどれも逆効果というか、なんというか…」。 例えば、1番最初に取り組んだのは話し合いだったそう。 「セックスは夫婦のコミュニケーションのひとつだと考えています。気持ちよさとかそういうことではなくて、愛されている実感みたいなものが欲しかったんです。その話を正直にしました。でも…」。 ー別にシなくても仲良いじゃん。 軽くあしらわれてしまったと話す。 「勇気を振り絞って言ったのに軽く流されてしまって…。すごく悲しかったです。その後も何度か話し合いをしたくチャレンジしましたがことごとく失敗。落ち込みましたね。でもレスになって時間が経つにつれてもっとできなくなると聞いたことがあったので、今度は直接誘ってみることにしたんです」。 しかし、結果は惨敗だった。
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