週末に極上グルメと優雅な滞在を! 1日1組限定のオーベルジュおすすめ8選【まとめ】
4.琵琶湖の美味を満喫できるオーベルジュ「奥琵琶湖 海津 湖里庵」【1日1組限定】
滋賀県高島市は北を福井県に接し、東は琵琶湖に面する湖西の町。古くから畿内と北国を結ぶ最短路として開かれ、湖上交通の要として栄えてきた。 天明4(1784)年創業の鮒寿しの老舗「魚治」が、1990年に料理旅館「湖里庵(こりあん)」を開業。店名は、常連だった小説家・遠藤周作の雅号に由来するという。その後、休業を経て1階は琵琶湖を望むカウンターダイニング、2階はリビングや和室などもある一日一客のオーベルジュとして2021年に再開した。
5.滋賀・信楽の伝統建築と庭園が調和した、隠れ家オーベルジュ「欅の宿 縁」【1日1組限定】
かつて聖武天皇が宮を築いた紫香楽(現在の信楽町[しがらきちょう])に魅せられた京都の建築家、信楽の造園家、宮大工などの職人が集い、庭と家が互いにひきたてあう伝統的な建物を建築し、1棟貸しのオーベルジュ「欅の宿 縁(けやきのやど えん)」として開業した。 数寄屋門をくぐって宿を訪れると、建築と庭が一体となった静謐(せいひつ)な空間に心を奪われる。囲炉裏のあるダイニングや信楽の自然を望む大浴場、蔵を改装したサウナも整備され、すべてが客を癒やす。
6.今一番予約が取りづらい!? 世界が注目する“遠野キュイジーヌ”が味わえる美食宿「とおの屋 要」【1日1組限定】
岩手県遠野市に2011年開業した「とおの屋 要」は、今一番予約が取りづらいといわれるオーベルジュ。その理由は、4代目当主で料理人、米農家、どぶろく醸造家、発酵家という顔を持つ佐々木要太郎氏のオリジナリティ溢れる料理の秀逸さだ。 父から継ぐ本懐石に、独自の解釈や工夫を加え、ここでしか出合えない先鋭的な「遠野キュイジーヌ」を確立した。自らつくる干し肉や生ハム、酢など発酵食品に岩手の食材を加えた独創的な料理は、築200年前後の米蔵を移築再生したダイニングで味わえる。
7.富山のワインと美食に酔いしれるオーベルジュ「SAYS FARM」【1日1組限定】
「SAYS FARM(セイズファーム)」は、100%自社栽培・醸造にこだわるワイナリー。2008年の春に丘の上の敷地を開拓してぶどう畑をつくり、循環型農業という考え方を大切に自然と人が共生できる農園が完成した。 その後、2014年敷地内にゲストハウスを開業。ゆったりとしたキッチンつきのリビングダイニングのほか、ベッドルーム3つの1棟貸しスタイルで、週末は国内外からここを目指す客で予約が埋まる。