崩落し通行止めが続く浜当目トンネル 再開通を目指して国交省の専門職員が現地調査
土砂崩れによる通行止めが続いている静岡県焼津市の浜当目トンネルを、国交省の職員が現地調査しました。 焼津市の県道静岡焼津線「浜当目トンネル」は、7月に発生した大崩海岸の斜面崩落の影響で、全面通行止めが続いていて、復旧のめどが立っていません。 静岡県はトンネルの再開通に向けた対策方針を検討中で、その一環として17日、土木を専門とする国交省の職員ら8人がトンネルを調査しました。 国交省の職員は土木事務所の担当者から説明を受けながら、トンネル内の壁にできた亀裂を調べたり、崩落現場の状況をドローンを使って確認したりしていました。 静岡県道路保全課 西原宏昌課長: 「原因についてのどういったところを調査していけばいいか、助言をいただいています。これから総合的に判断して、それをもとに対応方針を決めていきたい」 静岡県は専門家の意見も踏まえ、再開通に向けた調査の方法を検討するとしています。