「真っ暗な中下山できない」60代男性会社員を救助 持参のヘッドライトも懐中電灯も電池切れ=静岡
11月3日午後、静岡県裾野市の愛鷹山系で下山が困難になった男性会社員が、警察に救助を求め、約3時間後に救助されました。男性は下山中にライトの電池が切れてしまったということです。 警察によりますと、3日午後7時半頃、裾野市須山の愛鷹山系前岳から山神社駐車場に向けて下山していた男性から「ライトの電源が切れて、真っ暗のなか下山できないので助けてください」と110番通報がありました。 救助を要請したのは、神奈川県横浜市の男性会社員(64)です。男性は一人で愛鷹山系に登山に訪れていて、下山中にヘッドライトと懐中電灯の電池が切れてしまい、下山が困難になったということです。 男性が救助を要請した場所は、真っ暗な登山道で、近くには沢があったことから、危険に感じたということです。 静岡県警山岳遭難救助隊の隊員が通報から約2時間半後、男性を発見し、約30分かけて歩いて下山しました。男性に、けがはありません。 警察は「登山前には装備品の点検を行い、装備を万全にして登山しましょう」と呼びかけています。
静岡放送