スキー場、西日本最速オープン「紅葉ゲレンデ」初滑り 岐阜・郡上市、造雪施設フル稼働
岐阜県郡上市高鷲町鷲見のスキー場「ホワイトピアたかす」が9日、今季の営業を始めた。運営会社によると、県内のスキー場では最初のオープンで、西日本でも最速という。 他のスキー場に先んじて集客を図るため、10月2日から氷を砕いてまく人工造雪施設を24時間、フル稼働させた。暖かさや大雨で雪の山がみるみる解けることもあったが、前年より10日早く全長1キロ、幅10メートルのゲレンデをつくり出した。 初日はオープンを待ちわびたスキーヤーとスノーボーダーが詰めかけ、白山を望む高低差150メートルのコースで思い思いに初滑りを楽しんだ。運営会社の谷口美徳社長(66)は「紅葉を眺めながら滑りを楽しんで」と話していた。 (堀尚人)
岐阜新聞社