「Y2K」の意味を知っている人は2割に満たず!あなたはわかる?「YKK」ではありません
リバイバルブームは世代間の意識の違いが顕著に
では実際に20代以降の人達は「Y2Kブーム」のようなリバイバルファッションをどう思っているのでしょう。フリー回答で聞いたところ、各世代によって全く感じ方が異なることが判明。「Y2Kブーム」について、様々な意見が聞かれました。 ♦️20代にとっては思い入れがないトレンド 20代の人にとって2000年前後といえば、まだ生まれていない人や幼少期の人がほとんど。多くの人が「何も思わない。」「わからない。」という意見でした。一方で少数でしたが、メディアを通じて平成ファッションを知っている人の中には、「好きなファッション」とか「あのスタイルはダサい」といった意見も。「トレンドは繰り返すと思った。」という客観的な意見をくれた人もいました。 「生まれていないので何とも」(21歳男性/学生・フリーター) 「親世代のファッションですね」(28歳女性/その他) 「平成のファッションやヘアスタイルが好きな方なので、再ブームが来ていると思うと嬉しい」(27歳女性/学生・フリーター) 「腰パンだけは絶対にダサい、というかみっともないのでやめたほうがいいと思う」(28歳男性/学生・フリーター) ♦️Y2Kファッションを知る30代は懐かしい思い出 Y2Kファッションを当時少しかじっていた人もいる30代。一般的に「懐かしい」とか「恥ずかしい」といった印象を持っているようです。一方で「古臭い」と感じている人も少なくなく、トレンドに対する賛否がはっきり分かれました。 「確かにルーズソックスや厚底がまた流行っていると、最近感じていた」(32歳女性/総務・人事・事務) 「その頃の服や小物をいまだに持っているので、また堂々と見せびらかしても古臭く思われなさそうなのはいい」(34歳女性/その他) 「あの頃のファッションを思い出すと、あまり良いイメージは湧きません……。個人的には戻りたくないです」(37歳男性/その他) 「黒歴史を掘り返されてむず痒いような嬉しいような感覚」(39歳女性/学生・フリーター) ♦️当時まさに世代だったのでうれしい!という40代 2000年前後が学生から社会人なりたてというトレンドのドンピシャ世代である40代。懐かしさと共にリバイバルのうれしさを語る人が目立ちました。当時はファッションだけでなく、メイクも特徴的。それだけ思い入れがある時代だけに、現代っ子がそのスタイルを取り入れる姿を見てみたいという人が多いのかもしれません。 「ジャンルを問わず、古いものが定期的に流行ることはとてもいいことだと思うし、昔を思い出せて個人的には懐かしく思う」(40歳男性/研究・開発) 「世代なので懐かしいです。厚底とか安室ちゃん、バーバリーのマフラーとか」(40歳女性/その他) 「なんならガングロとかまた流行ってほしい。盛りヘアなどまた見てみたい」(41歳女性/総務・人事・事務) 「その時期20歳くらいなので自分の絶頂期のファッションが流行るのは嬉しい!」(43歳女性/主婦) 「チビTを着ていたことを思い出した」(47歳男性/研究・開発) 「私たちが若かった頃にも、20年前くらいのものが流行ったりしていたので、流行は巡るものだと思っている」(47歳女性/主婦)