【写真：Getty Images】

　2024年のメジャーリーグが20日、韓国で『MLBソウルシリーズ2024』で開幕を迎え、ロサンゼルス・ドジャース（大谷翔平・山本由伸所属）とサンディエゴ・パドレス（ダルビッシュ有・松井裕樹所属）が対戦。大谷は「2番・指名打者（DH）」でスタメン出場した。 【写真】ドジャース、高額年俸ランキングトップ10 　大谷のドジャース初打席は、初回無死一塁の場面。同時にパドレス先発・ダルビッシュとの初対戦となったが、遊ゴロに倒れてチャンス拡大はならず。 　しかし、3回2死の第2打席、カウント2-2から高めの速球を上手くとらえてライト前へ。記念すべき移籍後初安打を放つと、次打者の初球で二盗に成功。得点には繋がらなかったが、果敢な走塁でも球場を沸かせた。 　さらに、2点リードに変わった8回1死一、二塁のチャンスでは、左腕エイドリアン・モレホンの初球をとらえ、レフト前に運ぶタイムリーヒット。貴重な追加点を生み出し、移籍後初打点も記録した。 　この日の大谷は、5打数2安打1打点1盗塁（遊ゴロ、右安、三ゴロ、投ゴロ、中安①）の成績。打率.400、OPS.800のスタートを切った。 　一方、2年ぶり4度目の開幕投手を任されたダルビッシュは、初回、2回とまずまずの立ち上がり。3回は連続四球などで2死満塁のピンチを背負ったが、無失点で凌いだ。 　しかし、1点リードをもらった4回、味方のエラーで1死三塁とされると、犠飛で同点の走者が生還。球数の影響もあってここでお役御免となり、4回途中1失点（自責点0）でマウンドを後にした。 　また、今季からメジャーへ挑戦しているパドレス・松井裕樹は、1点リードの6回1死の場面で登板。先頭打者はピッチクロック違反で四球を与えたが、後続を空三振、左飛に打ち取り、メジャー初登板を2/3回を無失点で終えた。 　試合は、終盤にビッグイニングを作ったドジャースが、5-2で逆転勝利。2024年シーズンの初陣を飾った。