【再販超希望】12分計測と現在時刻を示すだけのサウナ専用腕時計「サ時計」を体験したら頭から湯気が出るほど欲しくなった
などと考えつつ体験会なのに本気でととのおうと張り切るのも気が引けるので、サウナ12分→水風呂2分→外気浴5分の1サイクルで早々に終了。よく考えたら濡れた服のままで12月上旬の外気に触れてもサウナ効果がテキメンだったのは、黄金湯さんの塩梅が良すぎたからだろう。最後はオロポ片手に黄金湯さん自慢の「サ飯」をいただいて体験会は終了。
ととのったかどうかはさておき、昼間のサウナは労働意欲を一気に吹き飛ばしてくれた。このあと職場に戻る足取りのなんと重いことか。しかも『サ時計』はもう買うことができないのである。のぼせた頭を揺らしながら考えるのは、『サ時計』の再販について。これを欲する人の声が多ければ多いほど復活の可能性が高まることは違いなく、これから先も筆者はことあるごとにカシオの方々とお会いするたびに再販を訴えかけていこうと強く心に誓ったのであった。
『サ時計』製品紹介
近年のサウナブームで、心身のリラックス状態を「ととのう」と表現するのが話題になっている。「ととのう」ためには、サウナ、冷水浴、外気浴を数回繰り返す。のぼせや冷えすぎを防ぐため、適度な時間管理が重要だ。しかしながら、これまで高温・高湿の環境では、腕時計やスマートフォンは持ち込めないため、正確な時間を把握することが難しいという課題があった。さらに多くの施設ではサウナ室に12分計を設置しているが、視力の悪い人には見にくいという意見や、脱衣所以外に時計が設置されていない施設では、現在時刻が分からないので利用時間を過ぎてしまわないか不安になるという声も聞かれた。このようなサウナに関する問題を解決するために誕生した『サ時計』は、サウナーがいつでも時間を確認できる利便性を提供したいと感じた開発者の思いから生まれた。
「ととのう」ことだけにフォーカスし、機能はアナログ仕様の時刻表示と12分計のみを搭載。できるだけ情報量や操作性をシンプルで分かりやすくしている。12分計で経過時間を計測しながらボタン一つで現在時刻を確認でき、利便性も高い。また、耐熱電池の採用によりサウナ室内の高温環境でも使えるほか、防水設計のケースに透湿性の低い樹脂を用いることで、より内部に湿気を入れにくくする工夫を施し、風防の曇りを抑えている。樹脂製のケースは、サウナのゆったりとした時間の流れをイメージして、小ぶりで丸みのあるフォルムに仕上げている。また、バンドは、着脱のしやすさに加えてサウナを楽しむスタイルにもこだわり、温浴施設でよく見かけるアクリル製のカールバンドを使用している。 今回の支援募集では、カシオオリジナルの2モデルとは別に、本企画に顧客視点で助言してもらった著名なサウナ検索サイト「サウナイキタイ」のロゴやカラーを施したモデルがラインナップされている。