【再販超希望】12分計測と現在時刻を示すだけのサウナ専用腕時計「サ時計」を体験したら頭から湯気が出るほど欲しくなった
「TEAMサ」による開発秘話のあとは、サウナ大好き芸人&熱波師のマグ万平さんをお迎えし、リーダー山田さんと「サウナ楽しみ方講座」のトークが始まる。マグ万平さんが「2024年で最も短時間の仕事」というわずか10分程度のトークながら、「腰掛ける姿勢では頭とつま先で10度ほど温度が違うので、できればあぐらで座ると温度差が生じにくい」「サウナの後は体に熱のバリアがあるので、水風呂が冷たすぎるときでも静かに入ればバリアに守られる。反対に水風呂がぬるいときはよく動いた方が良い」など、ためになる情報を知ることができた。さすがは、2019年から続くサウナ専門番組「マグ万平の のちほどサウナで」のメインMCである。 トークが終わり、いよいよ『サ時計』を着用してのサウナ体験に。今回のイベントは、錦糸町にある「黄金湯」(東京都墨田区太平4丁目14-6)さんが全面協力。特別に水着とTシャツを着用しての入浴を可能にしてもらったのだという。ということで着替えて、掛け湯して、サウナへ直行! 圧倒的に使いやすいぞ『サ時計』!! 実は普段からメガネ着用の筆者がサウナに入る時はもっぱら裸眼。両目とも視力0.1のため、サウナ室の12分計を見ることさえままならない。時間制限のあるコースで入ることの方が多いため、現在時刻も気になる。とはいえ、たとえG-SHOCKであってもサウナの100度から水風呂の20度以下という急激な温度変化を繰り返すのは忍びなく、かといってそれ以外の腕時計を着けては入りたくない(壊れそうなので)。というわけで、開発秘話に出たスライドと完全に同意だったのである。
サウナ環境においては確実に『サ時計』が最強であることを、入室から1分を待たずに完璧に理解した筆者。共用ではなく、自分だけの12分計があること、そしてボタンひとつで現在時刻がわかることの便利さを痛感した。時計メディアの編集者として20年を超えてなお、これほど時間を知ることの大切さを知るとは正直思わなかった。しかもサウナ専用腕時計で。