J・フェリックスの記念プレートがまたも…アトレティコの一部ファンが破壊&落書き行為
アトレティコ・マドリードの一部ファンがポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに抱く感情は、悪化の一途をたどっている模様だ。22日、アメリカメディア『ESPN』が伝えている。 現在24歳のJ・フェリックスは、ベンフィカの下部組織で育成を受けた後、2016年9月にプロデビュー。瞬く間に同クラブで知名度を上げると、2019年7月にアトレティコ・マドリードへ完全移籍した。しかし、移籍金1億2600万ユーロ(当時の換算レートで約153億円)に見合う活躍ができず、次第にディエゴ・シメオネ監督との確執が表面化。2023年1月にはチェルシー、同年9月にはバルセロナへのローン移籍を経験した。バルセロナはJ・フェリックスのローン期間延長を望んでいたが、保有元であるアトレティコ・マドリード側がローン期間延長を望んでいなかったため、バルセロナ退団が決定。21日にはチェルシーへの復帰が発表された。 アトレティコ・マドリードの本拠地『エスタディオ・メトロポリターノ』の外にはJ・フェリックスが100試合出場を果たした際に製作された記念プレートが設置されているが、『ESPN』によるとアトレティコ・マドリードの一部ファンは在籍期間中やバルセロナ時代の振る舞いを快く思っておらず。チェルシーに移籍したことに激怒。プレートを破壊し、近くには「帰ってくるな、豚野郎」といった落書きがされたという。 J・フェリックスのプレートが被害に遭ったのは今回が初めてではなく、過去にも一部ファンが破壊行為やごみの放置といった行動に出ている。
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