子どもが自然と賢くなる! “思考力”と“コミュ力”が身につく「アメリカ式読み聞かせ」
アメリカでシングルマザーをしながら、子育てについて発信しているひろこです。 息子が未就学児だったころ、近くの図書館で開催されていたストーリータイム(絵本の読み聞かせ)によく参加していたのですが、その時に驚いたことがあります。 「頭のいい子」の親がやっていることって? 3歳の娘をIQ130まで伸ばした母親が明かした“秘訣” 読み聞かせを聞いている間、子どもたちがたくさん質問をしていたんです。 「どうして夜になると暗くなるの?」 「どうしてうさぎちゃんは泣いてるの?」 絵本を読んでいる人からも 「どうしてだと思う?」 「どうしてそう思ったの?」 と子ども達に質問をするので、絵本の内容からどんどん話が膨らんでいっていました。 子ども達も「あーだ、こーだ」と自分の意見をどんどん言っていてすごく楽しそう!と感じて、私が子どものころに参加していた読み聞かせとは雰囲気がまるで違うことに驚きました。 今回は、このアメリカ式・対話型読み聞かせの具体的なやり方と、注意点についてお話したいと思います。
対話型の読み聞かせでできる声かけ
まずは簡単な質問をしていくことから始めていきます。 「うさぎさんは何匹いるかな?」 「お空の色は何色かな?」 そこからだんだん具体的な質問にしていきます。 「どうしてうさぎさんは泣いているのかな?」 「どうしてみんな隠れているのかな?」 のように、”Why”を使った質問をしていきます。 絵本に登場するキャラクターの気持ちについて「どうして悲しいのかな?」「何が嫌で怒っているのかな?」と考えさせることは、子どもの情緒の発達にも繋がるので特におすすめです。 質問に対して子どもが自分で考えて何か意見を言ってきたら、こんな声かけをしています。
声かけ1.リピート「なるほど!〇〇ちゃんはそう思うんだね!」
これは以前に臨床心理士の先生に教わったことなのですが、子どもが言ったことをそのままリピートするだけでも、子どもは「ママ(パパ)は、私の話を聞いてくれてる!」と感じるそうです。 もちろん読み聞かせ以外でも、普段の会話にも使える方法です。 この時に、子どもが「雪があるよ!」と言ったら「本当だね、雪がたくさん積もっているね」と違う言葉で言い換えることで語彙力を増やすことが出来たり、「りすが2個いるね」と子どもが間違えた時は「りすが2匹いるね、お友達かな?」とやんわり訂正することでも言語力がアップするそうです。