新型「ポルシェ 911(992.2)」に電動化モデル登場!純電動では走らないハイブリッドシステムを搭載した新型911の全情報!
ポルシェ 911フェイスリフト(992.2)。ポルシェ 911は、初めてハイブリッドモデルを登場させた。ポルシェ 911は2023年に9,314台が販売されたドイツで最も売れたポルシェである。
「ポルシェ911」が我々の道を走り始めて60年。何世代にもわたり、RRレイアウトを変更することなく進化を続けてきた。8代目となる現行の911は2019年から生産ラインから転がり出ているが、今こそフェイスリフトのときだ。
価格:ベース価格12万9000ユーロ(約2,170万円)弱
もちろん、すべての新機能がタダでついてくるわけではないので、フェイスリフトによって価格は若干上昇する。ベースとなる「911」は最近122,493ユーロ(約2,060万円)からスタートしたが、「カレラ クーペ」は現在、少なくとも128,700ユーロ(約2,168万円)の値札がついている。
「GTS」に搭載される新しいハイブリッドテクノロジーも無料ではなく、これまでの155,337ユーロ(約2,615万円)から、「ハイブリッド911」は170,600ユーロ(約2,880万円)になる。かなりの追加料金だ。しかし、そのパフォーマンスが、モデルチェンジ直前に176,930ユーロ(約2,980万円)で販売された「991ターボ」と同等であることを考えれば、この価格は十分に正当化できる。
デザイン:エアロの改良でCd値を大幅に低減
「911」の新機能は技術的なものだけでなく、外観上の改良も加えられている。とはいえ、その変更が微妙なものであることは驚くには値しない。主にエアロダイナミクスを最適化するためのものだ。フロントエアインテークには、開閉可能な新しい垂直ブレードが採用されている(GTS)。
「911 GTS」のCd値は0.32から0.27に低下し、少なくともカーボンブレードを含むオプションの「エクスクルーシブ」ホイールを装着した場合のCd値は0.285となる。エアロダイナミクスをさらに向上させるエアロキット(2,713ユーロ=約47万円)も「GTS」のオプションとして用意されている。
しかし、それだけではない。フェイスリフトの常として、ヘッドライトとリアライトも近代化されている。将来的には、デイタイムランニングライトだけでなく、メインヘッドライトも含めて、フロントには常に4点式ライトグラフィックが採用される。リアライトは少しスリムになり、その上のエアインテークパネルのデザインも変更された。
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