【ハイライト動画あり】KUROBEアクアフェアリーズがNECレッドロケッツ川崎に勝利、明暗が別れた上位陣。SVリーグ 女子第9節
「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」の女子第9節は7カードが開催され、上位争いを繰り広げる、2位・埼玉上尾メディックス、4位・NECレッドロケッツ川崎、そして5位・ヴィクトリーナ姫路が、勝率5割未満の下位チーム相手に白星を取りこぼし、足踏み状態。これに対し、首位の大阪マーヴェラス、3位のデンソーエアリービーズはしっかりと連勝で勝ち星を伸ばした。 【ハイライト動画】女子 第9節 GAME2 KUROBEアクアフェアリーズ vs. NECレッドロケッツ川崎(12月8日)
前節、首位に浮上した大阪MVは、今季唯一の全敗チームである群馬グリーンウィングスと敵地で対戦。GAME1では、第1セットを先取した大阪MVに対し、群馬も第2セットを25-21で奪って気概を見せる。
しかし、ホームチームの見せ場はここまでとなり、その後の2セットは大阪MVが余裕を持って奪取。結局、セットカウント3-1で大阪MVが勝利すると、GAME2はさらに一方的な展開となり、こちらもアウェイチームが、3-0のストレート勝利で勝ち星を積み上げ、首位の座をキープした。
一方、首位をゲーム差なしで追走するデンソーは、ホームに目下8連勝中の難敵、東レアローズ滋賀を迎えた。
デンソーは、巧みなサーブと強力なブロックで相手を圧倒したGAME1をストレートで勝利すると、モンチベレル ロザマリアのアタックや、コネオ カルドナ アマンダ ダニエラと麻野七奈未のブロックが良く決まったGAME2もセットカウント3-1で勝利。ホームでの連勝で大阪MV追走態勢を維持した。
前節連勝で順位を上げたNEC川崎は敵地で、今季は強豪相手に善戦することの多いKUROBEアクアフェアリーズと対戦。GAME1はNEC川崎が攻撃力で相手を圧倒する展開となり、試合時間1時間半ほどのストレート勝利を飾る。
翌日のGAME2では、ショールテン アイリスを中心に攻撃を組み立てたKUROBEが、積極果敢な試合運びで第1セットと第2セットを連取する。後がなくなったNEC川崎は、第3セット開始から甲萌香と佐々木遥子を投入すると、これが奏功し、2セットを連取して勝負を第5セットに持ち込む。