独占直撃!阿部詩&阿部一二三が語った本音 「結婚は、次の五輪で勝ってから(笑)」
早くも気持ちはロス五輪
帝国ホテル大阪『孔雀の間』で行われたパリ五輪祝勝会で、連覇の夢を果たせなかった阿部詩(うた)(24)は力強く宣言した。 【本誌未掲載カット】「私は勝つまで諦めません」力強く宣言する阿部詩の姿が…! 「私は勝つまで諦(あきら)めません」 一方、2連覇を達成した兄の一二三(ひふみ)(27)も、50卓に座った480人もの関係者を前に、4年後のロサンゼルス五輪で再び兄妹Vを果たすことを誓った。 「きっとまた険しい道になると思いますが、兄妹で頂点に立って、団体戦でも金メダルを獲って、その時には(祝勝会を)もっと盛大にお願いします」 閉会後、一二三は「こんなに悔しい思いをして、嬉しい思いもした年もない」と2024年を総括。詩は、敗れた試合後に泣きじゃくった姿が国内外でニュースとなったことに言及し、こう続けた。 「私自身、前を向くことの大切さを知った1年でした」 27歳と24歳の兄妹には共に交際が噂される相手がおり、プライベートの幸せを考えてもおかしくない年齢。結婚の予定は――そう問うと一二三はこう続けた。 「今は4年後のロスのことしか見ていない。(結婚は)その目標を達成してからかな(笑)。僕たちはたぶん、死ぬまで一生アスリートっす」 詩もまたこう煙(けむ)に巻いた。 「いちアスリートとして、またいち普通の人として、幸せはそれぞれ感じながら……ただ私のやるべきことは、柔道で幸せをつかみ取ることだと思う」 阿部兄妹は日本柔道界の、そしてスポーツ界の顔として走り続ける。 『FRIDAY』2025年1月3・10・17日合併号より 撮影・文:柳川悠二(ノンフィクションライター)
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