【三菱DSTコンセプト】ミッドサイズSUVのコンセプトカーがフィリピンにて初披露
「三菱DSTコンセプト」
三菱は、第9回フィリピン国際モーターショーにおいて、ミッドサイズSUVのコンセプトカー「三菱DSTコンセプト」を世界初披露した。 【写真】ミッドサイズSUVのコンセプトカー「三菱DSTコンセプト」とラリーシーンの三菱をみる (70枚) 三菱は、ドライバーの冒険心を呼び覚まし、乗る人すべてがワクワクするような、心豊かなモビリティライフをお客様に提供していると述べる。 アセアン市場においては、ミッドサイズSUV「パジェロ・スポーツ」、コンパクトSUV「エクスフォース」、クロスオーバーMPV「エクスパンダー」及び「エクスパンダー・クロス」などをラインナップしており、今回の「DSTコンセプト」は、すべての乗員が快適に過ごせるフル7シーターを求める方々に、ミッドサイズのボディに3列シートを採用した三菱の新たなSUVとして提案するという。 ■社長 加藤 隆雄 「『三菱DSTコンセプト』は、現在の中期経営計画「チャレンジ2025」で投入する新型3列SUVのコンセプトカーであり、量産車は2025年度からフィリピンを含むアセアン地域を中心に展開します。 アセアン地域で生まれ、世界中のお客様にご愛顧いただき、主力車種へと成長したクロスオーバーMPV『エクスパンダー』や、2023年度の発売以来、好評を博しているコンパクトSUV『エクスフォース』に続く当社の世界戦略車を目指し、お客様の行動範囲を広げる三菱自動車らしいSUVとして仕上げてまいります」とコメントした。
どんなコンセプトカーなのか?
■三菱DSTコンセプト概要 洗練された本格的なSUVデザイン、すべての乗員が心地よく過ごせる広々とした上質な室内空間、どんな天候や路面でも安全・安心で快適に目的地に辿り着くことができる走破性を実現し、ドライバーや一緒に過ごす大切な家族、仲間が新たな冒険へと一歩踏み出すための後押しをする3列SUV。 ■洗練された本格的なSUVデザイン デザインコンセプトは、「グラビタス&ダイナミズミム」。圧倒的な存在感と重厚感を醸し出す「グラビタス」は、SUVらしい安定感のあるスタンスと3列目シートまでしっかり座れる広々としたキャビンを融合したプロポーションで表現。 さらに、水平基調で豊かな厚みのあるフロントノーズによって、堂々とした佇まいとしており、また、すべてのピラーをブラックアウトし、キャビンを滑らかな面で包み込むことで広々とした室内空間を強調し、リヤは張りのある豊かな面構成とすることで、存在感を際立たせた。 エネルギーと躍動感に満ち溢れる「ダイナミズミム」は、SUVとしての優れた走破性と機動性をもたらす高い最低地上高と大径タイヤによって表現。 そのタイヤを包み込む鍛え抜かれたアスリートの筋肉のように張り出した彫刻的な前後フェンダーフレアは、逞しさに加えてSUVとしての力強い走りを予感させ、さらに、フロントとリヤの大型スキッドプレートとサイドプロテクターによって、プロテクト感と堅牢性を表現した。 エクステリアの各所には、三菱らしいアイコニックなデザインを織り込んでおり、フロントでは、力強いパフォーマンスと人とクルマを守る安心感を表現したデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。 フロントグリルはハニカム形状のインナーグリルを透明なアウターグリルで覆う立体的なデザインとし、左右バンパーでプロテクトする造形と一体化させることで、先進性と高級感、さらに力強さを表現した。 フロントのデイタイムランニングランプとリヤのテールランプは、LEDをT字型に発光させることで、ワイド感のあるスタンスを実現。さらにボディサイドでは、Cピラーに水平なバーを彫り込むことで、力強い特徴的なデザインとしている。