2位・広島、今季初の3連敗…15位の浦和に痛恨3失点 序盤から試合支配も決定力欠く【Jリーグ】
◇10日 J1リーグ第36節 浦和3―0広島(埼玉スタジアム) 2位の広島が15位の浦和に敗れ、優勝争いの佳境で今季初の3連敗を喫した。 浦和は前半45分、MF関根貴大のパスで抜け出したFW松尾佑介がゴール左へ左足シュートをねじ込んだ。後半11分には敵陣左サイドからドリブルでカットインした松尾が右足シュートを放つと、ゴール前のFWリンセンが頭で合わせた。 同41分にはカウンターからMF原口元気が右足で仕留めてダメ押し。今夏、浦和に10年ぶりに復帰した原口は待望の今季初得点となった。 広島は序盤から試合を支配しながら決定力を欠いた。後半途中から元ポルトガル代表FWパシエンシア、MF柏好文、MF満田誠、FWドウグラス・ビエイラ、FWソティリウを次々と投入したが、生かせなかった。 東京Vと引き分けた首位の神戸は同68。2位の広島は勝ち点65のままで、FC東京に快勝した3位の町田が同63で追う。J1リーグは残り2試合で、優勝争いは最後の最後までもつれそうだ。
中日スポーツ