ヤクルト・高津監督 完敗の才木に悔しさあらわ「高いレベルの球を投げてくる」も自軍の投手&野手に奮起求める
「阪神8-3ヤクルト」(20日、京セラドーム大阪) ヤクルトの高津監督が阪神・才木の快投に脱帽。投打に奮起を求めた。 【写真】いきなり失点→降板 汗をぬぐいながらベンチへ引き揚げる吉村 この日は阪神・才木の前になかなか好機さえ作れないもどかしい展開が続いた。7回までに得点圏に走者を進めたのは2度。それでも得点にはつながらず、3安打無得点だった。 これには試合後の高津監督も「長打もない、連打もない、フォアボールも向こうも出さないので、だからそういう成績を残しているんだろうなと思っています。なので、隙も少ないですし、投げる球が全てというとあれですけど、高いレベルの球を投げてくるので、簡単ではないことは確かですね」と悔しさを押し殺した。 九回には3点を奪い完封負けは阻止したが、「取らないより取った方がいいですけどね。ああやって控えで後ろから出ていってしっかり四球を選んだり、ヒットを打ったりするんですからね」としつつも、「もちろん先発投手を打ち崩すのはしんどいですけど、最初に出ている野手が何とか先に点を取ってという展開にしていかないと。その前に先発が何試合も続けてすぐ3点も4点も追いかけないといけないゲーム展開をつくってしまうので、投げる方の立ち上がりと、打つ方のスタメンが頑張ってほしいと思いますね」と先発メンバーへの奮起を求めた。