水産・食品大手のニッスイ、最高純益更新で見えた次の一手
浜田晋吾(はまだ・しんご)/1959年東京都出身。1983年東京大学大学院農学系研究科修了、同年日本水産(現ニッスイ)入社。山東山孚日水有限公司総経理、当社食品事業執行、専務執行役員などを経て2021年6月から現職(撮影:今井康一)
漁業・養殖、加工、販売の「水産事業」、冷凍食品や練り製品などの「食品事業」、EPAなどのファイン事業を展開するニッスイ(1332)。停滞していた業績は、近年回復傾向にある。今2024年3月期も売上高8250億円(前期比7.4%増)、営業利益290億円(同18.4%増)、純利益235億円(同10.7%増)の予想を掲げており、過去最高純益を更新する見通しだ。 ニッスイはどう業績を改善させてきたのか。そして、ここから中長期の業績や市場価値をどのようにあげていくのか。浜田晋吾社長に聞いた。
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中尾 謙介