「夫が話を聞いてくれない…」“会話レス夫婦”にならないために絶対やってはいけないこと
妻に言われるまで気づかなかった「話を聞く態度じゃない自分」
実は僕、恥ずかしながら同じようなことを妻にしていたことがあるのですが、自分ではまったくその自覚がありませんでした。 カウンセリングをしている時間以外のほとんどは、PCモニターの方を向いて何かしら仕事をしているのですが、そのときに妻が話しかけてくることがよくあったんです。 僕はその都度、画面の方を向いたまま受け答えしていたのですが、ある日こんな風に言われてしまったんですね。 「ちょっとお話があります。いつ話しかけても、目も見ずにそっぽ向いて受け答えされるのがつらい。仕事なのは分かるけど、もうちょっと話を聞く姿勢にはできないかな?」 言われてみるまでまったく自覚がなかったし、さすがに自分の態度は失礼だよなと思ったので、妻に謝りました。 ただ、仕事してるときに話しかけてこないでほしいと思うこともあったのは事実なので、「話しかけるときは『今ちょっといいかな?』と聞いてほしい」と伝えたんですね。 「ダメなときはあとで聞くし、ちょっと待ってって言うから」と付け加えて。
PCで仕事をしている人に話しかけるタイミングとは?
ちなみに、世の中がコロナ禍になってリモートワークをされる方が増えたと思うのですが、僕のような仕事にかぎらず、PCモニターを前にして動きが止まっているときのほとんどは、話しかけてもいいタイミングではありません。 ボーっとしているように見えて、めちゃめちゃ何かを考えてるときなんです。 実はこれ、プログラマーあるあるなんですが、IT関連の仕事じゃなくてもPCをメインに使う業務に携わる人は、ほとんどがそうなのではないかと僕は思っています。 なので多くの場合、タイピングやマウスを動かしていないのは、休憩しているわけじゃないんですよね。 それを妻に伝えたら、「ごめん知らなかった」と言ってくれて、お互い気をつけようとなりました。 もちろん、中には休憩してボーっとしているだけの人もいるとは思いますが、それでも一応「今大丈夫?」と確認はした方がいいと思います。