「世界コスプレサミット」表敬訪問 大村知事は犬夜叉、河村市長はスラムダンクのコスプレで出迎える
名古屋市内で8月4日から始まる「世界コスプレサミット2023」の参加者たちが2日、愛知県庁と名古屋市役所を表敬訪問した。愛知県の大村秀章知事は高橋留美子さん原作の漫画『犬夜叉』の主人公に、名古屋市の河村たかし市長は世界的な人気漫画・アニメ『スラムダンク』の主人公、桜木花道に扮して出迎えた。 【動画】「世界コスプレサミット」表敬訪問 大村知事は犬夜叉、河村市長はスラムダンクのコスプレで出迎える
世界33カ国・地域から66人のコスプレイヤー
世界コスプレサミットは、外務省や県・市でつくる実行委員会が主催。新しい国際交流を目的に2003年から名古屋市で始まり、今年で21回目。日本の漫画・アニメのキャラクターに扮する「コスプレイヤー」たちが世界中から集まり、ステージやパレードを披露する。今回は世界33カ国・地域から66人が来日する。 表敬訪問では知事・市長がコスプレで出迎えるのが恒例。白の長髪に犬の耳を付けて登場した大村知事は「昨年『ハウルの動く城』のハウルのコスプレをしたらイメージが壊れるからやめてくれという反応もあったが、負けずに今年も頑張る」と笑いを誘った。「今年はようやくリアルで集まることができ、忙しいかもしれないがぜひ(愛知県内にオープンした)ジブリパークも訪れて」とも述べた。
河村市長はエルビス・プレスリーの歌も披露
名古屋市の河村たかし市長は、赤い髪とユニフォーム姿にバスケットボールを持って登場。「アイラブユー」「アイムクレイジーメイヤーオブナゴヤ」などと英語で挨拶した。エルビス・プレスリーが好きだと言い、「好きにならずにいられない」の歌を披露。写真撮影では「コスプレ・エブリウェアー!」という掛け声とともに全員でポーズを取った。 4日の前夜祭後は、5日にコスプレ世界一を決める「ワールドコスプレチャンピオンシップ」、6日に商店街を練り歩く「大須コスプレパレード」などがある。 (文・関口威人、動画撮影・中村幸徳/nameken)