第94回選抜高校野球 大島のプラカード揮毫 大分南高書道部「選手たちを後押し」 /鹿児島
<センバツ> 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の出場校が開会式などで使うプラカードの文字を、大分県立大分南高(大分市)の書道部が揮毫(きごう)した。担当したのは九州地区の九州国際大付、大島、大分舞鶴、前回大会準優勝の明豊。部員たちは「選手たちを後押ししたい」と思いを込めて筆を走らせた。 プラカードの文字の揮毫は、第80回大会の記念行事のひとつとして始まった。例年「書の甲子園」と呼ばれる国際高校生選抜書展(毎日新聞社、毎日書道会主催)団体の部の地区優勝校が担当している。今回は全国の地区優勝校10校が、出場32校と前回大会の優勝・準優勝校を加えた34校を分担して書き上げた。 大島を担当した佐藤和夏さん(2年)は「選手たちが全力で戦う姿に応えるように一画一画を丁寧に、気持ちを込めて書いた。最大限の力を発揮してほしい」と願った。【辻本知大】