TOYOTA GAZOO Racing、ミッドシップ搭載「GRヤリスMコンセプト」とニュル24h仕様「GR YARIS」を発表
TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、2025年1月10日から12日の3日間、幕張メッセ(千葉市)で開催される「東京オートサロン2025」にて、プレスカンファレンスを実施した。 出演予定だったモリゾウこと豊田章男会長は、アメリカでの発表から急ぎ帰国したが、体調不良のため欠席。しかし、公式YouTubeには自ら「ちゃんと生きてます!」とコメントした。 ■GR YARIS(ニュル24h参戦車両) 会場では、「GR TG-RR」というロゴがあしらわれた「GR YARIS(ニュル24h参戦車両)」を発表した。 この最初の「R」はTGRとマスタ―ドライバーのモリゾウこと豊田章男会長のプライベートチーム「ROOKIE Racing」の頭文字だ。 2025年より、ニュルブルクリンク耐久シリーズ、スーパー耐久シリーズ(S耐)に、TGRとROOKIE Racing(以下、RR)が一体となった「TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(以下、TGRR)」として参戦するという。 ニュルブルクリンク24時間耐久レースには、昨年の東京オートサロン2024にて世界初公開した新開発8速ATの「GR-DAT」を搭載した進化型GRヤリスを用いて、6年ぶりに参戦する。モリゾウとTGRの原点であるニュルブルクリンクで、人とクルマを鍛えていくという。 ■GRヤリス M コンセプト S耐では、開発中の直列4気筒2.0Lターボエンジンを搭載し、ミッドシップマウントとした「GRヤリスMコンセプト」にて参戦する。