今すぐ【肌荒れ】を治したい!ケアはどうすればいい?肌にいい食べ物って?
人には聞きづらい“女子の保健室的なお悩み”について、専門家にしっかり取材をして信頼できるアドバイスをもらおう!という企画『ViVi保健室』。 【肌荒れ】海藻がおすすめ!肌荒れの時ほど、日焼け止めが必要!
今回の相談
Q.花粉が飛んでいるからか、新生活が始まるストレスからか、肌がカサカサして、化粧水がしみる。見た目もボロボロだし、このままじゃ新しい出会いなんてムリ! ◆答えてくれる先生はこの人! 美容皮膚科医・内科医 片桐衣理先生 衣理クリニック表参道院長。わかりやすい説明と的確な治療に定評があり、テレビや雑誌の取材を受けることも多く、有名タレントにもファン多数。まったく年齢を感じさせないツルッツルの美白肌の持ち主だが、ViVi世代の頃には不規則な勤務時間により、あごや鼻に多数のニキビを抱え、悩んでいた経験あり。 https://www.eri-clinic.com/
A:ひどい場合は病院へ。基本は免疫を上げるケアを
カサカサしていたり、赤くヒリヒリするといった状態が年中続く場合は、アレルギー疾患やアトピー性皮膚炎の可能性が高く、治療が必要になってきます。 なので、まずは皮膚科医へ相談を。季節の変わり目や、PM2.5や花粉の飛散といった環境的なもの、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどが原因で、一時的に赤みが出たり、ヒリついたり、カサカサと粉をふく場合、根本的な原因は免疫力の低下。そのため、免疫力をいかに上げていくかがポイントです!
A:バランスのよい食事がイチバン。とくに海藻がオススメ!
糖質は摂りすぎず、肌の材料となるタンパク質や、肌状態をキープするビタミンやミネラルを含む野菜をバランスよく摂るのがまずは必須。加えて免疫力を上げるには、腸内環境を整えるのが効果的です。 とはいえ、なかなか……というならば、オススメは海藻。ミネラルたっぷりで腸内環境を整える食物繊維も豊富。免疫力アップに効果的なので、ぜひ意識的に食べてみてくださいね。
A:泡洗顔は省いてOK。ケアは極力シンプルに
お手入れの基本は、ニキビのときと同じで、まずやさしく洗うこと。洗顔料がしみるというなら、いつも使っていてしみないふきとり用化粧水をコットンにたっぷりと含ませて肌にピタピタとのせ、吸い取るようにして汚れをとるだけでもOKです。 そのあとは、オイルか乳液を塗るだけのシンプルケアが正解。これと並行して食生活も改善すれば、かなり落ち着くはずです。それでも刺激を感じるなら、市販の肌荒れの薬をつけるか病院へ。 もし生理周期の乱れに応じて肌が荒れるなら、一度婦人科で相談してみるのもいいかも。女性ホルモンのバランスが乱れているかもしれませんよ!
◆先生からのアドバイス
治療が必要な症状でなければ、食生活を整え、刺激を与えないようシンプルなケア&UVケアを続けてみて。次第に肌の調子が回復するはずなので、慌てずあせらず様子を見てくださいね。 ビビ子 肌荒れがひどい時は学校や仕事を休んで良い法律とか作ってほしいワ! ---------- illustration/ Pantovisco
講談社 ViVi