大阪府・松井知事定例会見11月29日(全文1)2年後、マラソンゴール市内中心に
大阪府の松井一郎知事が29日午後2時から定例会見を行った。 ※一部、判別できない個所がございますことをご了承ください。
大阪マラソンについて
司会:それでは定例記者会見を始めさせていただきます。まず初めに知事から説明があります。よろしくお願いします。 松井:初めにこの日曜日に開催をいたしました大阪マラソンについてです。3万2000人の方にご参加をいただき、盛大に開催することができました。交通規制などにご協力をいただいたコースの近くの住民の皆さんや、給水や沿道整理など協力いただいたボランティアの皆さんにお礼を申し上げます。ランナーからは大阪の声援は熱いということで好評でありました。また今年から海外ランナーとそのご家族や友人が大会前日に大阪城公園の西の丸庭園などを一緒に走るイベントなどを始めたところ、とても好評でありました。大阪マラソンをもっと盛り上げるために今後もいろんな企画を行います。2年後はゴールを現在の南港から大阪市内中心部に変更をいたします。大阪城公園などが候補に挙がっております。ぜひ期待をしていただきたいと思います。
人権週間の取り組みについて
次に人権週間の取り組みについてです。12月の4日から10日は人権週間です。大阪府では期間中、JR大阪駅に多数、設置されている電子看板に「ヘイトスピーチゆるさへん!」というメッセージを掲示するなど、人権尊重の社会づくりのために集中的に啓発活動を行います。啓発活動のうち、性的マイノリティーに関する取り組みについて紹介をしますと、府立図書館に関連図書を配置した特設コーナーを期間中、配置をいたします。また全国初の取り組みとして啓発ステッカーを作成して府内全ての大学に配布をいたします。12月5日には近畿大学東大阪キャンパスで人権啓発イベントを開催し、トークショーやステッカーのお披露目を行います。違いを認め、お互いの人権を尊重し合う社会になるように、この機会に皆さんに人権について考えていただきたいと、こう思っております。