大阪府・松井知事定例会見11月29日(全文1)2年後、マラソンゴール市内中心に
高齢者向けの賃貸住宅の登録について
次に高齢者向けの賃貸住宅の登録についてです。大阪府では高齢者、障害者などの入居を拒まない、大阪あんぜん・あんしん賃貸住宅登録制度を実施してまいりました。本年10月に住宅セーフティネット法が改正をされ、国の登録制度が創設されたことを受け、12月1日から政令市、中核市との連携による新たな制度に移行をいたします。登録対象となる賃貸住宅は耐震性や床面積など基準を満たす必要がありますが、府域の状況等を勘案し、床面積については府独自基準により緩和をいたします。賃貸住宅の家主の方は登録に手数料は掛かりませんので、ぜひ本制度への住宅登録にご協力をお願いいたします。
大同生命保険株式会社と包括連携協定締結をこのあと15時に
最後に、このあと15時から公民連携の一環として大同生命保険株式会社と包括連携協定を締結いたします。府内、中小企業4万社とのきめ細かいネットワークを活用して、万博誘致の機運醸成や健康経営の普及促進、子供の貧困対策などにご協力をいただきます。締結式には私も出席しますので、ぜひ取材のほうをよろしくお願いします。僕からは以上です。 司会:それではご質問をお受けしたいと思います。まず初めに幹事社の朝日放送の〓ツジツカ 00:04:51〓さん、よろしくお願いします。
大阪マラソンのゴールを2年後に市内中心部への移動の理由
朝日放送:幹事社ABCのツジツカです。よろしくお願いします。2点、お伺いします。まず1点目、高齢者や障害者の方向けの賃貸住宅の登録制度に関してなんですが、今回の新しい登録制度に期待されるところと意気込みをお聞かせください。 松井:大阪府としてはこれまでも府独自の制度を実施してきましたが、このたびの国の法律改正により法的な位置付け、これがなされ、国の補助制度も活用できることから登録がいっそう進んでいくということを期待いたしています。 朝日放送:ありがとうございます。次、2点目に大阪マラソンについてなんですけれども、2年後にゴールを市内中心部に変更する、その理由というのは、どういったところにあるんでしょうか。 松井:これはやっぱり大阪マラソンの魅力をさらに高めていこうということで、ニューヨークだとかベルリンだとかの世界的なマラソン大会はコースに各都市の歴史的、文化的なそういう場所を取り入れるとともに、ゴールについても街の中心部、いわゆるセントラルフィニッシュということを採用することによって、さらに都市の魅力をアピールを、最大限アピールしていくという例がありますから、大阪マラソンにおいてもこれまで各名所は取り入れてきましたけども、2年後には街の中心部をフィニッシュ地点として大阪マラソンの魅力をさらに高めていきたいと、こう思っています。 朝日放送:ありがとうございます。幹事社からは以上です。 司会:それでは次のご質問、お願いいたします。どなたか。