【写真：産経新聞社】

　「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に行われる。ドラフト会議は、チーム編成を強固にする上で重要な役割を果たし、その戦略は来期以降の戦力に大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、中日ドラゴンズが獲得を狙いたい今秋のドラフト候補選手を紹介する。

中村優斗（愛知工業大）

【写真：産経新聞社】

ポジション：投手 投打：右投左打 生年月日：2003年2月8日 経歴：諫早農高 ‐ 愛知工業大 　最速159キロのストレートが持ち味の中村優斗は、ドラフト1位競合が有力視される剛腕だ。 　諫早農高の3年夏、新型コロナウイルスの流行によって甲子園大会が中止に。卒業後は愛知工業大に進学した。 　1年春からリーグ戦に登板すると、5試合の登板で1勝3敗ながらも、防御率1.55を記録。 　ストレートは年々力強さを増し、奪三振能力は世代屈指。3年春・秋に最多奪三振を獲得した。 　今春のリーグ戦でも最多奪三振に輝くと、今年3月の侍ジャパンメンバーにも選出。最速157キロで場内を沸かせ、1回無失点1奪三振の好投を披露。その実力を見せつけた。 　スライダーやフォークなどの変化球も鋭く、大きなケガをしないタフさも兼ね備えている。 　将来を担う投手として、獲得しておきたい逸材だ。