マイタケは冷凍すると長持ち&うま味UP!? 「固いお肉も柔らかくなる」 旬のマイタケの簡単レシピと裏技を大公開
秋の旬の味覚、マイタケ。これから寒くなる季節に向けて、岐阜県で唯一マイタケを生産する企業がある下呂市で、どんな食べ方をするのか調査しました。定番の料理はもちろん、この時期食べたい激ウマ料理まで!おいしくて、簡単なマイタケレシピをたっぷり教えてもらいました。
冷凍すると長持ち&うま味UP!?マイタケの豆知識
岐阜・下呂市にある「有限会社 飛騨舞茸」。従業員わずか7人という少人数にも関わらず、岐阜県で唯一でマイタケを生産・出荷しています。 工場内の栽培室には栽培棚が設置され、湿度を保つためミストに包まれた部屋の中で1列あたりおよそ70本、全体で年間60トン以上のマイタケを栽培しています。収穫の様子を撮影していると、突然栽培室の電気が青色に。 (社長・進藤好貴さん) 「LEDですね、青色の。マイタケの生育をよくするLEDライトが点灯」 こうした徹底した管理のもと、おいしいマイタケが育っているのです。マイタケに関する豆知識を社長の進藤さんが教えてくれました。 (社長・進藤好貴さん) 「冷蔵庫で保存すると1週間日持ちする。冷凍すると1か月保存がきいて、うま味成分がUPして味も濃くなる」 冷凍保存はマイタケ以外のキノコ類にも使えるそうなので、皆さんもぜひやってみてください。
地元の人に聞いた!マイタケをよりおいしくする裏ワザとは?
マイタケを365日食べるという「飛騨舞茸」社長の祖母・みよさんから定番のマイタケレシピを教えてもらいました。 (社長の祖母・みよさん) 「マイタケのなぁ、しゃっと衣をつけてじゃっと揚げて。マツタケに劣らん、おいしい」 大きめのマイタケでつくる「マイタケの天ぷら」をよく食べるそう。さらに聞き込みを続けると… (スタッフ) 「マイタケの料理で、おすすめ何かありますか?」 (女性) 「何にでも合う。カレーに入れたりとか、鶏ちゃんにも入れます。マイタケと一緒に炒めて」 「マイタケたっぷり鶏ちゃん」など、この土地ならではの郷土料理も教えてもらいました。 そんなマイタケは、地元の産直「舞台峠ファームズ」などでも購入可能! 毎朝採れたてのマイタケがお手頃価格で販売されています。さらに、併設のレストランでもマイタケ料理が楽しめます。 「舞台峠ファームズ」でも聞き込みを実施。産直スタッフのおすすめは「マイタケのみそ汁」。エキスが一番摂取できると言います。また「マイタケのカラアゲ」も、歯ごたえがよく、すごくおいしいのだとか。 買い物に来ていた女性のおすすめは「マイタケバター焼き」。さらにマイタケを使った、知って得する裏ワザも教えてくれました。 (女性) 「固いお肉にマイタケを漬けておくと、柔らかくなる」 マイタケの酵素がたんぱく質を分解し、柔らかく仕上がります。この裏ワザを利用し、一緒に漬け込む「マイタケと豚のしょうが焼き」もおすすめとのこと。他にも「マイタケのシチュー」「マイタケたっぷりなべ」など、寒くなってくるこれから食べたくなるレシピも続々と登場しました。