信州最古の温泉地別所温泉で4日間にわたり芸術祭が開かれました。ダンスパフォーマンスや音楽パレード…意外な組み合わせで地域のさらなる魅力発信につなげます。 音楽と共に動き出すダンサーたち…迫力ある演技に緊張感が漂います。舞台は上田電鉄別所線。 1400年の歴史を持つ温泉街で開かれた「別所温泉芸術祭-ZERO-3」です。車両は貸し切り。 上田駅から別所温泉駅までの30分間、ダンサーたちがしなやかな動きで観客を魅了します。 ■観客 「電車の中でこういうダンスを見る機会ってないので、すごく楽しかったし面白かったです」 ■観客 「楽しかったです」 ■福井から 「日常的な空間で、こういう非日常があるのって、すごいワクワクします」 芸術祭は2022年、新型コロナの影響で厳しい状況が強いられる中観光地として再起を図るために開催され今年で3回目です。 ■別所温泉芸術祭-ZERO-3 倉沢晴之介 実行委員長 「若手のクリエイターの皆さんがこの場所に集まって、何かできないかという話があって、（ここは）首都圏からも近いし、その方達の作品とか、ダンスパフォーマンスをする場所があってもいいんじゃないかと」 今月5日から4日間に渡り開催された芸術祭。ダンサーや合奏団などによる音楽パレードに、舞踏家による瞑想のワークショップなど様々なプログラムが行われました。 ■東京から 「芸術全般と別所温泉街の自然とかお寺とか、色んな楽しみができてすごく素晴らしいイベントだと思います」 ■静岡から 「行くお店とか、上田電鉄の駅員さんとか、とても良い人達ばかりですごい温かい街だなと思って楽しく過ごしている」 別所温泉芸術祭は来年以降も開催を続けていく予定です。 ■別所温泉芸術祭-ZERO-3 倉沢晴之介 実行委員長 「別所温泉の違う楽しみ方を、これからも色々考えていきたい。そのきっかけになっていけばと思っています」 風情ある温泉街と国内外で活躍するアーティストの現代的な作品。 斬新な融合が地域の新たな魅力を発信します。