PSGドンナルンマのリーグ・アン最優秀GK賞に疑問も? 「今季のリーグ・アンでブルカより優れたGKはいない」
リーグトップの17回もクリーンシートを決めたGKが忘れられている?
パリ・サンジェルマンの守護神を務めるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの評価に関しては、様々な意見がある。 ミランで若くからブレイクしたGKではあるが、PSG移籍後は批判を受ける機会も増えた。それだけ期待が大きい証とも言えるが、現在もドンナルンマの評価を巡って議論が起きている。 ドンナルンマは今季のリーグ・アン最優秀GK賞に選ばれたのだが、OGCニースでプレイするDFジーン・クレア・トディボはこの結果に納得していない。トディボがベストにふさわしいと推薦したのは、チームメイトのポーランド代表GKマルシン・ブルカだ。 「マルシンにとっては残念だ。彼は最高のGKだよ。今季のリーグ・アンで彼より優れたGKはいない。(リールの)ルーカス・シュバリエを推す声もあったと聞いているけど、リーグ・アンの最優秀GKは疑いの余地なくマルシン・ブルカだ」(『Get Football News France』より)。 単純にクリーンシートの数だけを見ると、今季のリーグ・アンではブルカが最多となる17回のクリーンシートを記録している。2位はリールのシュヴァリエで15回、ドンナルンマは5位となる11回に留まる。 リーグ・アンはまだ最終節を残しているが、現時点で失点が1番少ないのもニースだ(27失点)。それにブルカが貢献してきたことを考えると、トディボがブルカを評価するのも当然か。
構成/ザ・ワールド編集部