サウジでもUAEでもなく…オランダ1部有数のGKにイラン強豪から突如好条件オファー、PSV&フェイエノールトも獲得本腰の実力者
オランダ1部・エールディビジでも有数のGKに、中東イランの強豪クラブから好条件で契約オファーが届いたという。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 欧州5大リーグに準ずるオランダのトップディビジョン、エールディビジ。この舞台で今季確かな評価を確立し、王者PSVやフェイエノールトも獲得を望むGKに、中東イランからオファーが届いたとのこと。 男はオランダ人GKエティエンヌ・ファーセン(28)。かつてオランダの植民地だった南米スリナムに在住歴があり、今月に入ってスリナム代表デビュー…即座に正GKの地位を得た。 クラブキャリアは20歳からRKCヴァールワイクに所属。チームは今季18チーム中15位でギリギリ残留、自身は30試合49失点というなかでも、セービングを始めとするスキル全般が高く評価され、国内トップクラブへの移籍が噂に。 6月30日付けでフリーエージェントとなることもあり、PSVやフェイエノールト、AZアルクマール、NACブレダ、ヴィレムII、フローニンヘンから、すでに契約オファーがあるという。 ただ、そこへ中東イランの最強クラブ、ペルセポリスも介入。ファーセンは前述のスリナム代表デビュー後、休暇中に突如スマホが鳴り、ペルセポリスからPSVやフェイエノールトを遥かに凌駕する好条件を提示されたとのことだ。 “イラン勢がオランダ1部有数のGKに関心” この噂は以前から中東発信で存在したそうだが、ついにペルセポリスが本腰を入れ始めた格好。サウジアラビアでもUAEでもなくイラン…興味深く捉えたサッカーファンは、ファーセンのSNSに「いい一歩だよ」などとコメントし、イラン行きを後押ししているそうだ。 これまでファーセン獲得の最有力とされたのはフローニンヘン。ただ、トップクラブではない故、普遍的な年俸しか提示できず、ペルセポリスが脅威の存在に。ファーセンの去就はいま、オランダで小さくない注目を浴びている。
超WORLDサッカー!