「爆発」で混乱の宮崎空港 3日朝から運航を再開へ アメリカ製「不発弾」がなぜ?
太平洋戦争末期、空爆を受ける宮崎空港には、特攻機も出撃していた滑走路を中心に、アメリカ軍によって大量の爆弾が投下されました。 そのため、宮崎空港や周辺では、何度も不発弾が見つかり、処理作業が行われていました。今回も、同様の不発弾とみられています。 爆発した原因について、専門家は… 元東京消防庁警防部長 佐藤康雄氏 「埋まっていて、もう何十年も爆発していないものについてはそのままにしてる状態では爆発しないと思いますので、心配はないと思いますが、(今回は)地震とか雨の影響で非常に不安定な状態で置かれていたのかもしれません」 今回、空港の敷地内で初めて起きたという不発弾の爆発。飛行機に乗る人からは、不安の声が… 利用者 「飛行機に乗っているときに、いきなり来たら怖いな」 空港事務所は「滑走路を整備する際に、不発弾が埋まっていないか確認はしていた」と説明。その上で… ──危険性を考えると、調査の必要性があるような気がするが? 宮崎空港事務所 「早急に対応をどうするか検討してまいりたい」 宮崎空港は2日夜、陥没した場所の埋め戻しが完了したということで、3日朝から運航を再開するということです。 (10月2日放送『news zero』より)