NHK杯2位・千葉百音、女子SPを首位発進 優勝すればGPファイナル進出【フィギュア中国杯】
◇22日 フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第6戦・中国杯第1日(重慶) 女子はショートプログラム(SP)を行い、昨季四大陸選手権女王で今季のGPシリーズ第4戦・NHK杯は2位だった千葉百音(19)=木下アカデミー=が70・86点で首位発進した。 今大会で優勝すれば12月にフランス・グルノーブルで行われるGPファイナルへの進出が決まる千葉は8番滑走で登場。1本目で跳んだルッツ―トーループの連続3回転がファーストジャンプが4分の1の回転不足となるなどしてGOE(出来栄え点)で1・10点の減点を受けた。しかし、続くダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を決めると、3本目の3回転フリップで1・44点を加点。スピンとステップを全て最高のレベル4として、2位のアンバー・グレン(米国)に0・02点差をつけてトップに立った。 他の日本勢は、昨季全日本選手権10位で今季第3戦・フランス杯3位の住吉りをん(21)=オリエンタルバイオ・明大=が70・48点の3位。昨季四大陸選手権3位で今季第1戦・スケートアメリカ2位の渡辺倫果(22)=三和建装・法大=が69・08点の5位で23日のフリーに進んだ。
中日スポーツ