SEC、暗号資産ウォレット企業「エクソダス」のNYSE American上場を承認
暗号資産(仮想通貨)ウォレット企業のエクソダス・ムーブメント(Exodus Movement)は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の関連市場であるNYSE American(旧アメリカン証券取引所)への上場が承認された。 同社は12月18日の取引開始時に、現在のティッカーシンボル「EXOD」で上場する予定だ。当初5月にNYSE Americanに上場する予定だったが、SECは同社の登録届出書をまだ審査中であると述べていた。 同社の上場承認は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領が11月の選挙で暗号資産に友好的な政権運営を公約に掲げて勝利したことを受けて、暗号資産に対する規制当局のセンチメントが変化したことの兆候かもしれない。 「今回の上場により、当社の知名度が上がると同時に、現在および将来の株主にとって流動性も高まると期待している」と同社のCEO、JPリチャードソン(JP Richardson)氏は述べた。 同社株は現在、OTCマーケッツ・グループ(OTC Markets Group)が運営するOTCQXに上場しており、株価は10.5%上昇したが、その後上げ幅を相殺した。 |翻訳・編集:廣瀬優香|画像:|原文:SEC Approves Crypto Wallet Maker Exodus to List on NYSE American After Denying It in May
CoinDesk Japan 編集部