【J1鹿島】鬼木達氏の監督就任を発表 川崎で7タイトル獲得の“名将”「アントラーズの一員として全力で戦います」
サッカー・J1の鹿島アントラーズは12日、今季まで川崎フロンターレを率いていた鬼木達氏が新監督に就任する事を発表しました。 【画像】Jリーグベストイレブンに選出された鹿島のルーキー・濃野公人 千葉県出身で現在50歳の鬼木氏は、市立船橋高校を卒業後に鹿島でプロ生活をスタートし、その後川崎でプレー。現役引退後は川崎で指導者の道を歩み、2017年にトップチームの監督に就任。今季までの8シーズンで国内三大タイトルを7回も獲得した当代きっての“名将”です。 一方、ランコ ポポヴィッチ監督が解任された10月以降は、中後雅喜コーチが昇格して指揮を執っていた鹿島。史上4クラブ目の年間ホーム無敗の偉業を達成しながらも、後半に失速して5位でシーズンを終えました。 8年連続でタイトルから遠ざかっている名門の再建を託された鬼木氏は「1993年、Jリーグ元年にプロサッカー選手として自分のキャリアをスタートさせていただいた鹿島アントラーズで、監督としてまたファン・サポーターの皆さんと一緒に戦えることを大変うれしく思います。選手がサッカーを楽しみ、観ている人にも楽しんでもらう。その先に必ず勝利があると信じて、戦っていきたいと思います。自分はアントラーズの一員として全力で戦います。ぜひ、皆さんの力を貸してください。必ずタイトル獲りましょう!」とコメント。 川崎時代の教え子には、谷口彰悟選手や板倉滉選手、三笘薫選手、田中碧選手など日本代表で活躍するメンバーがおり、人材育成にも定評がある鬼木氏の手腕が改めて注目されます。