カズが“初ゴ~~ル” 10対10紅白戦でクロスにヘディング 鈴鹿初合流でいきなり
JFLのアトレチコ鈴鹿クラブに、J2横浜FCから期限付き移籍したFWカズ(三浦知良、57)が2日、チーム練習に初合流し、「初ゴール」で健在ぶりを証明した。 【写真】得点を奪い、カズダンスを披露 三重・津市海浜公園で行われた午前練習に参加。ハーフコートで行われた10対10の紅白戦で輝いた。代名詞でもある背番号「11」のビブスをつけてプレーしたキングは味方からのクロスをヘディング。 ラインを割ったか、微妙な判定にも、「僕の中ではゴール。(メディアの)みなさんが映像を撮っていると思うので、VARとして判定してください」と上機嫌だった。 合流初日から1時間弱のメニューを全て消化。カズは「とても気持ちがいい。ケガなく終われたことがよかった」と汗をぬぐった。全体練習後には1人でゆっくりとジョギングしながらクールダウン。駆けつけた約50人のファンの前を通ると、その場で突然サイン会を実施し、記念撮影に応じた。キングの粋な「神対応」に拍手と歓声が上がった。 4日は同じ鈴鹿市に拠点を置く社会人チームと練習試合を行う予定。選手登録の関係でJFLは最短で14日にホームで行われるヴェルスパ大分戦から出場できる。カズは「勝利に貢献するゴールを1日でも早く取りたい」と、自身が持つ55歳259日のJFL最年長ゴール更新にも意欲を示した。