「勝敗を左右する」OAなしの日本のパリ五輪メンバーに韓国メディアが衝撃！「挑戦状を突きつけた」
日本サッカー協会は7月3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のメンバー18人とバックアップメンバー4人を発表。藤田譲瑠チマ（シント＝トロイデン）や斉藤光毅（スパルタ・ロッテルダム）、細谷真大（柏レイソル）ら常連組が順当に選ばれた一方、「移籍の可能性があるため」（山本昌邦ナショナルチームダイレクター）に松木玖生（FC東京）が選外となった。 【動画】日本が劇的なアジア制覇！山田楓喜の決勝弾＆小久保玲央ブライアンのPKセーブの映像 パリ五輪の日本代表メンバーを韓国メディア『Edaily』も報道。何よりも驚きをもって伝えられたのが、オーバーエイジ枠の選出なしだ。 「韓国抜きのパリ五輪に、日本はオーバーエイジ枠なしで挑戦状を突きつけた。メンバーリストの上限は18人と少ないなか、経験と実力を兼ね備えたオーバーエイジ枠は大きな影響を与え、適材適所でオーバーエイジ選手を選抜することが勝敗を左右するのに、日本は18人全員を23歳以下の選手で構成した。これは2008年の北京大会以来、16年ぶりのことだ」 オリンピックはインターナショナルマッチウィーク外の開催となり、代表招集に拘束力がないため、メンバー発表会見では山本ナショナルチームダイレクターが「選手の意思、クラブの了承を得なければならない」と説明。「現場からオーバーエイジの希望はあったが、交渉は困難を極めました」とも付け加えた。 招集できない事情があったとはいえ、やはりオーバーエイジ枠の選出なしに衝撃が走っている。韓国メディア『news1』は「オーバーエイジ枠を最大3人も選べるのに、23歳以下の選手だけ」と伝えれば、『STARNEWS』は「オーバーエイジ枠抜きでメダル獲得に向けた出陣表明」とレポート。自国はアジア予選で敗退したため、パリ五輪には出場できないなかでも、驚きを隠せないようだ。 パリ五輪に臨むU-23日本代表は17日にU-23フランス代表との親善試合に臨み、初戦は24日にU-23パラグアイ代表と対戦。グループステージ第2戦は27日にU-23マリ代表と、第3戦は30日にU-23イスラエル代表と戦う。選ばれた18人のパフォーマンスに注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
