ニッポン放送、カブス-ドジャースの開幕シリーズ2試合を完全実況生中継 昨季に続き2年連続
ニッポン放送は8日、東京都内で定例会見を行い、開局70周年記念特番「ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル」として、3月18、19日に東京ドームで開催される米大リーグ、カブス-ドジャースの開幕シリーズ2試合を各日午後7時から完全実況生中継すると発表した。 大谷翔平投手(30)や山本由伸投手(26)が所属する昨季ワールドチャンピオンのドジャースと、鈴木誠也外野手(30)や今永昇太投手(31)を擁するカブスが対戦。 開幕シリーズの生中継は昨年、韓国で開催されたドジャース-パドレスに続き2年連続で、同局の檜原麻希社長は「野球を伝えることはラジオのコンテンツ、使命として大事にしているので、MLBの開幕戦をお伝えできることを幸せに思っています」と胸を躍らせた。 解説者および実況アナウンサーは後日発表。3月15日にプレシーズンマッチとして東京ドームで開催されるドジャース-巨人の生中継も決まった。 開局70周年を迎えた同局は、1978年に日本のラジオ局で初めて「MLB公式戦の現地からの生中継」を実施。その後も95年にドジャース所属だった野茂英雄氏(56)の登板試合中継を皮切りに、イチロー氏(51)や松井秀喜氏(50)ら日本人大リーガーのデビュー戦などを実況生中継してきた。 また、「ショウアップナイター」では毎年プロ野球を中継しており、檜原社長は「2月からそれぞれのチームのキャンプが始まるので、そちらのリポートは例年通り、きちっとやりたい」と笑顔。「セールスも好調で、昨年は各チームとも観客動員数が増えて興行としてもプロ野球が盛り上がっている。放送を通じて、それを伝えられるのは幸せ」と開幕を心待ちにした。