春高バレー 初出場の札幌大谷が初戦突破 主将の内山碧人が躍動「上からぶち抜いてやろうと思っていた」
「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(5日、東京体育館)初出場の北海道第2・札幌大谷が奈良・天理を25ー17、26ー24のストレートで下し、2回戦進出を決めた。 第1セットを先取し、勝負の第2セット。中盤まで互いに点を取り合うシーソーゲームとなるが、終盤に3連続ポイントを奪うなど、24-22でマッチポイントを迎える。食らいつく天理が2連続ポイントで24-24とジュースにすると札幌大谷はタイムアウトを取る。「ゆっくりゆっくり」と三原隆佑監督に声をかけられ、仕切り直し。直後にOH内山碧人主将(3年)が左クロスをぶち抜き、25-24。最後は相手の攻撃がネットにかかり、激戦を制した。 勝利に貢献する活躍を見せた内山は「上からぶち抜いてやろうと思っていた。ちょっとホッとした」と息をついた。2回戦は前回王者の駿台学園。「(自分たちは)初出場で勢いのあるチームだと思う。駿台学園を食って、ヤフーニュースに載ってみたい」と笑顔を見せながら、ジャイアントキリングに意欲を示した。