【MLB】ドジャースがヤンキースに連勝 大谷は一時勝ち越しのタイムリー ジャッジは意地の2ホーマー
【ドジャース11-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間6月9日、ドジャースは敵地ヤンキー・スタジアムでのヤンキース3連戦の2戦目を迎え、テオスカー・ヘルナンデスの自己最多タイ6打点の活躍もあり、11対3で勝利。連勝を3に伸ばし、貯金を今季最多タイの16とした。ドジャース先発のギャビン・ストーンはヤンキースの強力打線を相手に6回途中まで8安打2失点の力投を見せ、7勝目(2敗)をマーク。ヤンキース先発のネスター・コルテスは2本塁打を浴びるなど6回途中7安打4失点で5敗目(3勝)を喫した。 【動画】ドジャースの大谷翔平が勝ち越しタイムリーを放つ(MLB.comより) 「ワールドシリーズの前哨戦」とも言われる強豪対決の2戦目を制したのもドジャースだった。先発のストーンが初回無死1・2塁のピンチを切り抜けると、2回表にT・ヘルナンデスの14号ソロで先制。2回裏に追いつかれたが、3回表に大谷翔平のタイムリーで勝ち越した。3回裏にアーロン・ジャッジの22号ソロで再び追いつかれたものの、5回表にキケ・ヘルナンデスの4号ソロで勝ち越し。6回表には一死1・3塁のチャンスを作り、T・ヘルナンデスの内野ゴロの間に4対2とリードを広げた。 6回裏二死満塁の場面で先発のストーンをリリーフした2番手のアレックス・ベシアがピンチを切り抜けると、8回表に一死満塁のチャンスが到来し、T・ヘルナンデスが勝利を決定づける15号グランドスラム。T・ヘルナンデスは自己最多タイの1試合6打点となり、47打点はチームトップ、15本塁打も大谷と並んでチームトップタイに浮上した。9回表にはフレディ・フリーマンのタイムリー二塁打などでさらに3点を追加し、9回裏にジャッジの23号ソロで1点を返されたが、11対3で勝利。あすの最終戦を残してヤンキース3連戦の勝ち越しを決めた。 ドジャースの大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、空振り三振、レフトへの勝ち越しタイムリー、サードフライ、セカンドゴロ失策、四球で4打数1安打1打点1四球。2試合ぶりのヒットを放ち、今季の打撃成績は打率.311、出塁率.379、OPS.950となっている。