【MLB】ブラディッシュ快投でオリオールズがレイズを破る ヘンダーソンはダメ押し3ランで20号到達
【オリオールズ5-0レイズ】@トロピカーナ・フィールド
日本時間6月9日、オリオールズは敵地トロピカーナ・フィールドでのレイズ4連戦の2戦目を迎え、5対0で勝利。2連勝で貯金を今季最多タイの19とした。オリオールズ先発のカイル・ブラディッシュは初回先頭にヒットを許したあと、打者18人をパーフェクトに抑える快投を見せ、6回1安打無失点で2勝目(0敗)をマーク。レイズ先発のタジ・ブラッドリーは5回3安打1失点と好投したものの、打線の援護に恵まれず4敗目(1勝)を喫した。 【動画】オリオールズのガナー・ヘンダーソンが20号3ランを放つ(MLB.comより) 両先発の好投で3回までスコアレスの展開となった一戦は、4回表先頭のライアン・オハーンが9号ソロを放ち、オリオールズが先制。8回表にはレイズ4番手のジェイソン・アダムからジョーダン・ウエストバーグがタイムリー三塁打を放ち、2対0とリードを広げた。9回表はレイズ5番手のフィル・メイトンから無死1・2塁のチャンスを作り、ガナー・ヘンダーソンが勝利を決定づける20号3ラン。22歳以下の選手がチームの開幕63試合目までに20本塁打以上を放つのは、2021年のブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)以来3年ぶり、メジャー史上9人目の快挙となった。 オリオールズ先発のブラディッシュは初回先頭のヤンディ・ディアスに内野安打を許したものの、それ以降は打者18人をパーフェクトという快投を披露。5回裏から6回裏にかけて五者連続三振もマークした。2番手のダニー・クーロムも8回裏に三者三振を奪うなど2回パーフェクトの好リリーフ。9回裏は3番手のシオネル・ペレスが1安打を浴びながらも無失点に抑え、2安打完封リレーを完成させた。